「Google 翻訳」のオフライン機能を試してみました。
Android版のアプリで使用機種は「Zenfone 5」
ネット環境下であれば、話した言葉をすぐに翻訳してくれる優秀なソフト。
たくさんの言語に対応しているのも嬉しいところ。
ちょっとした海外旅行で活躍します。
かくいうウチも、この機能を海外で利用して、なんとか現地の方と会話を成立させたこともあります。
さて、このソフトにはオフライン機能があるようで、それを試してみました。
オフラインで翻訳できるのなら、こんなに良いソフトはありません。
オフラインで翻訳をするためには「オフライン用の言語」をダウンロードしないとダメなようです。
とりあえず、英語と日本語をダウンロードしました。
オフラインのパッケージについては、1言語でそれなりの容量が必要となります。ちなみに日本語のパッケージで「262MB」でした。
そして、いざ音声検索へ!!
マイクのボタンを押してみます。
あれ? 音声翻訳のマイクのボタンを押しても、「音声入力に必要なネットワーク接続がありません(E4)」というメッセージがでるだけです。まったく翻訳してくれません。
では、画像変換はどうでしょうか??
カメラのボタンを押してみます。
はい、こちらも「ネットワーク接続がありません」の表記が出て、全く翻訳してくれません。
これは、全然オフラインで使えないじゃないか、、、ということで調べてみたところ、、、、
・オフラインの翻訳については、テキスト入力のみ
とのこと。
テキスト入力で試してみました。
無事にオフラインにて翻訳できました。「This is」がちゃんと「これは」になっています。
でも、これにも落とし穴がありまして、物理キーボード、仮想キーボード等の入力装置での入力はOKなのですが、手書きはダメ。
手書き入力を選ぶと、「インターネットに接続できません」の表記がでます。
もちろん、手書きで書いてみても全く入力されません。
ということで、キーボード等の入力装置で入力した文字のみオフラインで翻訳OKというものでした。
普通、出先で使う場合は、音声翻訳や、画像の翻訳の機会が多いと思います。
また、テキスト翻訳にしても、手書きができなかったら全く意味が無い様な気もします。
知らない言語の文字入力なんて、入力方法すらわかりませんし、、、
この状況の場合、Web上やメールの文章をコピー&ペーストしての使用ぐらいしか使い道が思いつきません。
とはいっても、Webやメールの確認などは、オンライン状態でしか使えない訳ですし。
ということで、ウチにとっては、オフライン機能は全くいらないものだとわかりました。
オフラインの言語パッケージのダウンロードで容量を使うだけなので、さっさとダウンロード分を削除しました。
オフラインで使えるという言葉だけが先行しているようで、すっかりその罠にはまってしまいました。
これから試そうと思っている方はご注意ください。
今後の技術の進歩でそのうちオフラインで音声、画像、手書きの翻訳などができるようになるかもしれません。
現状で使う場合は、海外で利用する場合も、オンライン環境を整えて使う方がよさそうです。
コメント
全く同感です。オンラインでの音声での翻訳が予想以上に良いので、海外でオフラインで使いたいと思っていました。上手く機能しないので行き詰っていまいsたが、納得です。私もこの程度の機能では全く必要ありません。期待はづれです。有難うございました。