ノートとしても使用可能、また、タブレットとしても使用可能。
そんな「ASUS TransBook T300CHI-5Y10」ですが、購入してから4ヶ月ほど経過しました。
→ ASUS TransBook T300CHI-5Y10を買ってみました
(2015年9月15日の話題)
色々とベンチマークや動作環境は話題にしましたが、バッテリー性能については話題にしていませんでしたので、今回取り上げてみます。
「ASUS」の公式な「製品仕様」には以下のような表記があります。
★ バッテリー駆動時間:約7.7時間
★ バッテリー充電時間:約2.9時間
★ 消費電力:最大約33W
・バッテリー駆動時間は、JEITAバッテリー動作時間測定法 (Ver2.0) に基付いたものです。また、使用状況や設定などにより変動します。
・キーボードドックの駆動時間は約45時間です。
・キーボードドックの充電時間は約3.3時間です。
まず、「JEITAバッテリー動作時間測定法 (Ver2.0) 」が何か?? というと、、、
平成13年に社団法人電子情報技術産業協会(当時)、以降、JEITAが取りまとめたバッテリ動作時間測定法のことです。
多くのノートパソコンやタブレット等で採用されているようです。
詳しくは、JEITAのサイトで確認してください。
この測定方法は、どうでもいいとして、今回、このサイトでは「動画再生」で測定しています。
これは、前回「Windows」タブレットマシンの「Miix 2 8」、「iWork 7」を「動画再生」でバッテリーチェックしたため、比較をすることができるように、今回も同じ方法にしました。
→ 「iWork 7 Dual Boot」のバッテリー性能をチェックしてみた
(2015年4月4日の話題)
前回と同じ方法で、動画配信サイトの「Hulu」を利用しての動画持続チェック。
写真は「Window表示」にしていますが、実際はフルスクリーン表示で行いました。
★ ASUS TransBook T300CHI-5Y10
★ Windows 8.1にてチェック
液晶の明るさは「50%」
音量は「30」
上記の設定でチェックします。
環境センサーによる明るさの自動変更は「切」にします。
動画再生開始 残量 100%
1時間後:残量 77%
2時間後:残量 57%
3時間後:残量 38%
4時間後:残量 17%
「4時間38分」でバッテリー切れ。
明るさは「50%」で、動画配信サイトでの再生。
Wi-Fiで通信しっぱなしでのチェック、スピーカーも鳴りっぱなしということを考慮すると、結構良い数値だと思います。
ちなみに、このマシン、一応左右にスピーカーがついていて、ステレオです。
でも、音は結構ショボイですが、、、
動画ではなく、ブラウザによるネット閲覧、メールチェック、たまに動画を見る等の使い方であれば、公称の「約7.7時間」ぐらいは持ちそうです。
ちなみに、前回の「Miix 2 8」と「iWork 7」の結果も載せておきます。どちらも「Windows 8.1」で、今回のチェックと同じ環境で行っています。
★ Miix 2 8
「7時間50分」でバッテリー切れ
★ iWork 7 Dual Boot
「3時間25分」でバッテリー切れ
うーん、改めて見ると、「Miix 2 8」のバッテリー性能は抜きん出ている感じがします。
その他、裏で動いているプログラムなどの影響もあるでしょうか、工夫次第でもっと伸びるでしょう。
特に、バッテリーは液晶表示が消費しますので、液晶サイズの大きい「ASUS TransBook T300CHI-5Y10」で動画再生でも4時間以上持続すれば十分です。
それに、CPUを比べると、「Z3740」「Z3735F」の「ATOM系CPU」と「Core M-5Y10」では速度も全然違いますしね。
といっても、動画再生ぐらいでは、CPU占有量も多くないと思いますので、一概に比較できませんけど。
参考になれば。