「NEXUS 7 2013 LTE」ですが、「NFC」の機能がついていますので、それを利用して電子マネーの残高を照会してみました。
「NFC」とは「Near Field Communication」の略です。
近接距離通信という意味で、電子マネー「Suica」や「おサイフケータイ」等でも利用されています。
最近のスマートフォンには、この機能がついている機種も多くなりました。
せっかく「NFC」がついているのであれば、対応したアプリケーションをインストールして使えるようにしておくと利便性も向上します。
ウチが持っている電子マネーのカードですが、JR九州のICカード「SUGOCA」と、「WAON」です。
この2枚のカードの残高、使用履歴を照会してみます。
最初に「Android」の「設定」から「NFC」の機能を「ON」にしておきます。これを忘れると、アプリケーションをインストールしても機能が使えません。
今回、確認に使用したアプリケーションは「全国のICカード これひとつ」です。「Google Play」からダウンロードできます。
このアプリですが、日本で利用されている多くの「交通系ICカード」、「電子マネー」に対応しています。
早速インストールします。
ちなみに、ウチの所有しているスマートフォン「Zenfone 5」ですが、こちらは「NFC」機能がありません。
その場合は、アプリケーションのインストールはできません。
インストールをしたくても、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません。」という表示がでます。
さて、インストールが済んだら、起動させてみます。
「ソフトウェア使用許諾書」に同意します。
起動すると、「カードを近づけてください」というメッセージがでます。
ここで、ICカードを本体背面に当てれば、情報が読み込まれます。
JR九州のICカード「SUGOCA」を当ててみると、以下のような情報が出ました。
バッチリと使用履歴が表示されました。
それから、「WAON」の結果は以下の通り。
これは、非常に便利です。いつでも残高を確認できます。
「NFC」機能のあるスマートフォンを所有していれば、インストールしておけば確認に役立ちます。
電車やバスに乗る前、また、買い物をする時等に、残高が残っているのか、瞬時に確認できます。
アプリケーションのサイズも「5.76MB」と軽量です。
さて、ここで「NEXUS 7 2013 LTE」の「NFC」のセンサーはどこについているんだろう?? と疑問に思いましたので、色々とカードを当てる部分を変えて試してみました。
背面の真ん中辺りにあるようです。
ちょうど「NEXUS」のロゴのある部分ですね。
写真の左側は「PREMIUM COVER」です。このカバーをつけた上からでも問題無く認識しました。
正面側(液晶画面側)からもカードを当てて試しましたが、こちらは認識しませんでした。裏側だけしか認識しないようです。
ウチは現在、「NFC」対応の端末は「NEXUS 7 2013 LTE」しか所有していません。
7inch端末では、ちょっと大きいので、「NFC」に対応したスマートフォンが欲しいところです。
今回は「全国のICカード これひとつ」というアプリケーションを利用しましたが、他にも確認用のアプリケーションはたくさんありました。
自分の使いやすいアプリケーションを探してみるのもいいかもしれません。
おまけで、海外のICカード、香港の「OCTOPUS 八達通」カードを読み込ませてみました。
海外のICカードでもちゃんと認識するのでしょうか??
「OCTOPUS 八達通」カードは香港の電車、バス、コンビニ等で利用できる電子マネーカードです。
当ててみると、「対応していないカードか、または道の情報が検出されました。」という表記がでました。
読み込みはできていますので、アプリケーション側が対応していないようです。
「OCTOPUS 八達通」に対応したアプリで使用すれば大丈夫ではないかと思います。