先日購入したスマートフォン「YotaPhone 2」のバッテリー性能を調べてみました。
購入については、以前の話題でご確認下さい。
→ 表裏にディスプレイを搭載したスマホ「YotaPhone 2」を買ってみました(2016年11月12日の話題)
表裏が液晶のちょっと変わったスマートフォンです。
バッテリー容量は「2500mAh」と現在では一般的なサイズ。
動画の連続再生で持続時間を調べて見ました。
動画の再生は、ストリーミング動画配信サービス「バンダイチャンネル」の連続再生を利用しました。
液晶の輝度は「50%」、音量も「50%程度」で連続再生をかけました。
ディスプレイの自動輝度調整機能は「OFF」にしておきます。
話数のたくさんある「ふしぎの海のナディア」を1話から連続再生をかけました。
画面が表裏2画面あるので、1つずつ2回に分けてのチェックです。
▼ メインディスプレイ
まずは、メインのカラーディスプレイの方から。
再生開始:残量 100%
1時間後: 85%
2時間後: 69%
3時間後: 53%
4時間後: 38%
5時間後: 22%
5時間22分後:バッテリー残 15%の警告
5時間48分後:シャットダウン
1話から初めて、14話の途中でスマホがシャットダウンしました。
▼ 「E-ink」ディスプレイ
次に背面の「E-ink」の液晶でチェックします。
「E-ink」の液晶はモノクロで、バックライトがありませんので、明るさの調整の必要はありません。
音量はメインディスプレイの時と同じ「50%程度」で行いました。
シャットダウンした14話の途中から引き続き再生を行います。
再生開始:残量 100%
1時間後: 85%
2時間後: 67%
3時間後: 50%
4時間後: 35%
5時間後:バッテリー残 15%の警告
5時間29分後:シャットダウン
14話の途中から再生を開始し、27話の途中でシャットダウンしました。
結果として、「E-ink」ディスプレイの方が動画の場合は電力を使うという結果に、、、
「E-ink」は省電力のディスプレイで、画面表示の切り替え時に電力を使う仕様です。
動画のようにバンバン表示が変わると、省電力でも何でもないってことですね。
頻繁に画面表示を変える必要のないアプリケーションの表示であれば、きっとバッテリーの持続時間も伸びるでしょう。
モノクロディスプレイですが、予定表の確認、メールの確認程度でしたら十分に活躍しそう。
それ以上に、昼間の野外、太陽の出た明るい場所でも「E-ink」ディスプレイだとしっかりと見えるのです。
通常のスマホの液晶だと、輝度を上げたりする必要がありますが、「YotaPhone 2」の場合は背面のディスプレイに表示するだけで確認できます。
野外ではかなり活躍しそう。
逆に暗いところではバックライトが無いので、画面を表示しても全く見えません。
メインのカラーディスプレイでも動画の連続再生は「5時間29分」でしたので、悪くない結果だと思います。
輝度を落としたり、ヘッドフォンを使用すれば、もっともっと連続再生時間は伸びそうです。
今回のチェックは、購入したときの状態に「バンダイチャンネル」のみをインストールした状態で行いましたので、その他のバックグラウンドで定期的に動作するようなアプリケーションがインストールされている場合等は、計測結果が異なってくるかもしれません。
バッテリーが「2500mAh」と今では標準的な容量のバッテリーですが、通常使用であれば、1日は十分持つのではないか、、、と思います。
ウチの場合は「10000mAh:OUKITEL K10000」、「4600mAh:OUKITEL K4000 Pro」を所有しているため、それと比べると劣ってしまう点は否めませんが、、、、
でもバッテリー容量とスマホの重量はトレードオフの要素であり、「YotaPhone 2」はバランスが取れていると思います。
「OUKITEL K10000」や「OUKITEL K4000 Pro」は重すぎます!!
ともかく、表裏液晶のスマホ、、、珍しいので、持っているだけでも、周りから注目を浴びそう。
カラーディスプレイと「E-ink」ディスプレイを使い分けることで、通常のスマホには無い使い方ができそうです。