先日、海外に行ってきました。
日本 → 香港 → カンボジア → 香港 → 日本
上記の旅程でした。
その際に、アジア各国で使用可能なプリペイドSIMカード「AIS SIM2FLY」を購入して使用してみました。
海外旅行に行く際にあると便利なのがスマートフォン。
「Google Map」だけでも使えると助かります。
「Docomo」、「AU」、「Softbank」の大手キャリア各社は「海外パケット通信し放題」のプランを用意していますが、結構割高です。(以下2017年10月20日現在)
▼ Docomo:海外・パケホーダイ 2,980円 / 日
▼ AU:海外ダブル定額 最大 2,980円 / 日
▼ Softbank:海外パケットし放題 最大 2,980円 / 日
今回、5日間にかけて海外訪問していたので、5日分を大手キャリアのSIMでまかなうとすると、結構な金額になります。
こんな時に「SIMフリー」の端末があれば、現地のSIMカードを購入して入れることで安く通信を行うことができます。
今回訪れたカンボジアでは、現地の空港で「4GB / 7day」のSIMカードが「3ドル」の価格で販売されていました。
「海外パケット通信し放題」のプランと比べても格安です。
訪問する国が1ヶ国であれば、渡航先でSIMを購入して交換してもいいのですが、2カ国以上となると入国の度にSIMカードを入手するのが少し面倒に感じます。
そんな時に見つけたのがアジア各国で使用可能なプリペイドSIMカード「AIS SIM2FLY」でした。
今回訪れた「香港」、「カンボジア」の両国に対応していて、入国の際にSIMカードを手配する必要がなくなります。
Amazonで売っていました。
ウチの購入したときの価格は「1,450円」でした。
購入すると、すぐに到着。
SIMカードと設定用の説明書が入っていました。
説明書には「iOS」と「ANDROID」での設定が図入りで解説されていて解りやすかったです。
こちらがSIMカードです。
「通常SIM」、「Micro SIM」、「Nano SIM」の好きな大きさに切り取ることができるようになっています。
裏面にはSIMの情報が記載されています。
このカードで「4GB」までデータを利用することができます。
使用期間は最初の使用から「192時間(8日間)」です。
また、「有効期限」もありウチの購入した分は「2018年5月31日まで」となっていました。
使用できる国は、以下の通りの記載がありました。
オーストラリア・ネパール・ミャンマー・シンガポール・インド・ラオス・香港・マカオ・フィリピン・マレーシア・台湾・韓国・日本・カンボジア・カタール・インドネシア
観光目的で訪れるアジアの国は、だいたいカバーしているのではないでしょうか。
さらに「日本」にも対応しているので、動作を確認した上での出国も可能です。
ウチも出国前に「BV6000」に入れて設定を行って渡航しました。
説明書の指示通りに設定することで、問題なく使用することができました。
日本では「Softbank」の回線に繋がりました。
もちろん、海外にいっても、設定はそのままで「香港」、「カンボジア」で問題なく使用できました。
問題が1つだけ、、、
使用を始めると、「AIS」からSMSが届きます。
最初のメッセージは使用開始の確認の内容ですが、その後に追加のチャージの案内のメッセージが送信されてきます。
このメッセージは国が変わる毎に送信されてきたので、結構、鬱陶しかったです。
(下の画像はカンボジアにて送信されてきたもの)
トータル5日間で15通ぐらい送信されてきました。
プリペイドSIMですので、「4GB」を使い切った後もメッセージに記載されている電話することで追加容量のチャージが可能です。
また、SIMカードの中にはSIMカードメーカーの連絡先も登録されていました。
さて、このカードを販売している「AIS」ですが、タイのメーカーです。
▼ http://www.ais.co.th/roaming/sim2fly/en/
そのため、連絡先なども母国語のタイ語(タイ文字)で記載されているので、見ても解りません。
タイ以外の国では「海外ローミング」を利用して通信が行われるようになっています。
ちなみに「4GB」を使ってしまっても、使用できる8日間の期間中は低速の「128kbps」での接続が可能です。(追加でチャージすることも可)
そのため、速度を気にしなければフルに8日間使用することもできます。
今回、5日間の訪問で使った容量は「1GB以下」でした。
「Google Map」やちょっとした調べ物程度なら「4GB」の容量でも十分です。
海外の観光地のホテルや主要な場所には結構「Free Wi-Fi」も整備されていますので、大きなデータを使う場合は、そこで利用するという方法もあります。
訪問が1ヶ国であれば、現地でSIMカードを購入する方が安いと思いますが、複数国の場合は購入の手間を考えると、このSIMカードはお勧めできます。
SIM購入の際には、国によっては簡単な英語ぐらいは理解できてないと買えませんしね。
日本で設定することができるのも大きなポイントです。
アジアの複数国を旅行する場合、ちょっと検討してみてもいいかもしれませんよ。
ただし、このカードを使用するためには「SIMフリー」の端末が必要です。
この点だけはご注意を。