ウチの利用している「7inch」サイズのMini PC「iWork 7」
これを「なんちゃって Nintendo Switch」みたいな感じにゲームマシン化できないか、、、、という話題の「3回目」。
1回目、2回目は準備編、今回から、様々なゲームをプレイしていきます。
▼ 1回目 Atom搭載のWindowsタブレットをゲームマシンにできないかな?(その1)(2017年3月3日の話題)
▼ 2回目 Atom搭載のWindowsタブレットをゲームマシン化(準備)(2017年3月4日の話題)
プレイするマシン環境は以下の通り。
▼ iWork 7(タブレットPC)
CPU:Atom Z3735F
メモリ:2GB
GPU:Intel HD Graphics
OS:Windows 8.1 32ビット
ゲームをプレイするときに重要なGPU(Graphics Processing Unit)性能ですが、メインメモリと共有の「Intel HD Graphics」、ゲームには不向き。
でも「Direct X診断ツール」で確認すると、「1GB」のメモリ容量は確保されています。
そのため、結構色々なゲームが動くのです。(快適かどうかは別の話ですが。)
今回は「真・三國無双7 with 猛将伝」をプレイ。
PC版は、2014年の発売で、ちょっと古めのゲームです。
「Steam」版で、「DYNASTY WARRIORS 8: Xtreme Legends Complete Edition」という名称で販売してます。日本では「7」ですが、海外では「8」とされているようです。
もちろん日本語に対応しています。
以前、セールの時に「3,369円」で購入しました。
このゲームの動作環境ですが、最低条件は以下の通り。
・プロセッサー: Dual core CPU 2.4GHz or better
・メモリー: 256MB RAM
・グラフィック: NVIDIA GeForce 8600 or better
・ストレージ: 18GB 利用可能
そんなに要求スペックの高いゲームではありません。
早速インストールして実行します。
無事に起動、動作可能です。
解像度は「640×480」の「フルスクリーン」等、ほぼ最低の設定ではありますが、FPSは「20~30」辺りをキープ。
FPSが「20」程度あるので、ちょっとガクつきはありますが、十分にプレイ可能です。
「赤壁の戦い」とか、ちょっと背景のエフェクトが多めの重いステージでは、一時的にFPSが「15」ぐらいまで落ちることがありました。
FPSが15まで落ちると、ちょっと動きのガクガク感が気になりはじめます。
ストーリーモードの「魏伝」を一通り軽く最後までプレイしてみましたが、十分にプレイできました。
そもそも、非力なタブレットPCでのプレイですので、60FPSで快適にプレイ、、、なんてことを望んではいません。
ちょっとガクついても、プレイ感が感じられれば良いのです。
ウチが設定している動作環境は、ほとんど最低レベル。参考までに載せておきます。
色々と試してみて、この設定に落ち着きました。
「iWork 7」でプレイするにあたり、1つ問題だったのは、ゲーム内解像度は「640×360」なのに、「640×480」で表示されるため、縦長に表示されること。(これまでのスクリーンショット参照)
そのため、フルスクリーンの表示を「比率を保持する」ではなく、「全画面にスケールする」設定に変更し、ワイド表示させました。
Bluetooth接続のコントローラー「FC30 PRO」と組み合わせて、以下のような環境で、「真・三國無双7」をプレイ。
出先での暇つぶし等に丁度良いと思います。
たまに「無双シリーズ」をプレイすると、爽快感が有り面白い。ゲームのボリュームもありますね。
ちなみに、同じATOMマシンの「GOLE1」、、、「ATOM Z8350」のマシンでもプレイしてみました。
動作はOKでしたが、「iWork 7」と比べて、動作が重い、、、更に、音声が途切れ途切れになっちゃう。
サウンド関連のドライバや「Direct X」のバージョンなどの設定も変えてみましたが、変化が無かった、、、
似たような性能のはず、いや、若干ではありますが「GOLE1」の方が性能が良いはずなのになんで?? と思ったのですが、、、
おそらく原因は、「GOLE1」は「64bit」のOS(64bit版 Windows10)であるということ。
「真・三國無双7」が32bitのアプリケーションなので、32bitのOSで動かした方が速いのでしょう。
「GOLE1」には、「32bit」の「真・三國無双7」のアプリを満足に動かすパワーが無いということ。
このゲーム、プレイできるのは良いのですが、最大の問題はインストールするために必要なストレージ容量が「18GB」と大きいこと。
きっと、ムービーとか音声が、容量の大半を占めているんだろうなぁ、、、
容量に余裕の無いタブレットマシンには、ちょっとキツいですが、インストールしておくと楽しめる1本かと。