以前から気になっていたデジもの商品。
「Qlix QLD001」を手に入れました。
色はスカイブルー。某フリマアプリで、本体だけの付属品無しの状態で、送料を含めて「2000円弱」、、、
さて、これは何かというと、630万画素のデジカメ。
デジタルハリネズミなどと同じ「トイデジ」と称されているカメラの1つ。
単3乾電池2本で動作し、SDカードに保存するタイプのデジカメ。
以前から、このカメラの写り具合などを知りたくて、ネット上で検索などしてみるも、あまり情報が得られず、、、
売れてないのか、それとも面白い写真が撮れないのか、、、
情報が少ないと、欲しい気持ちも募るものです。
ということで、中古ですが、安かったので買ってみた次第です。
2011年に発売開始されたカメラですが、独特のシンプルなデザインで古さは全く感じません。
逆に、このカメラで撮影しているとスタイリッシュに見えて格好良いかもしれません。
筐体はプラスチックですが、安っぽさは感じません。
背面は、液晶とボタンが5つ。
電源ボタン、フラッシュボタン、ゴミ箱ボタン、選択ボタン2個と、見ただけで操作がわかるようになっています。
側面が開くようになっており、そこから電池とSDカードをセットします。
このカメラの特徴は「CCD」が採用されていること。
今では、スマートフォンを含め、デジカメも全ての機種と言っていいほどに「CMOS」が採用されています。
「CCD」と「CMOS」の詳しい違いについては述べませんが、ひと昔前は「CCD」の方が画質が優れ、「CMOS」はコストや省電力で優れているという評価でした。
その後、コストや省電力で優れた「CMOS」がスマートフォンなどの小型機器に搭載されるようにると、技術も進歩し、現在では「CCD」の画質を凌駕するほどになりました。
そのため、最近では「CCD」を搭載した機器は見かけなくなってきています。
こんな事情もあり、この「CCD」を搭載した「トイデジ」が欲しくなっていたわけです。
さて、このカメラですが、設定は「時刻設定」しかありません。
「電源を入れて写真を撮る」こと以外はフラッシュの ON / OFF ができるのみ。
その他の機能は、撮影した写真のプレビューだけ。
「シャッタースピード」も「撮影感度」も全てオートです。
この割り切った機能の無さがいいですね。
そうそう、カメラに電源に連動したレンズカバーがついていて、なんとなく高級感を感じます。
電源 OFF でカバーが閉じていますが、、、
ON で開きます。
「トイデジ」で、この機能が付いているのは珍しいと思います。
早速、撮影チェックをしていきます。
このカメラの基本情報は、メーカーサイトによると以下の通り。
▼ 撮像素子:1/2.5インチ CCD
▼ 解放F値:F2.8
▼ シャッタースピード:1/8秒~1/1500秒
▼ 撮影感度:AUTO(ISO80~1600)
近所の風景を写してみました。
(写真はリサイズしています。)
なるほど。普通にそれなりに写っています。
ちょっとした小物も室内で写してみました。
ピシャッとピントが合ってないのがちょっと気持ち悪い。(もう少し距離をとったほうがいいのかな??)
同じものを「デジタルハリネズミ」で撮影すると、、、
比べると、「デジタルハリネズミ」の色合いの方が面白い。
「Qlix QLD001」は、それなりに普通に写るので、使用してレビューする人が少ないのかもしれません。
電源を入れて撮影をするだけ、、、ボタンも少なく操作も簡単ですので、案外、子供さんに最適なカメラかもしれません。
どこにでも売っている乾電池式(単三2本)なので、外出先でバッテリー切れを心配する必要もありません。
「デジタルハリネズミ」のように面白い写真が撮りたいというような用途には向いていないようです。
しばらく使ってみると感想が変わってくるかもしれません。
このカメラですが、レンズプロテクターとシャッターボタンが取り外し式になっており、他のカラーのものと交換可能です。
交換して楽しむのも良いですが、なにぶん古いカメラのため、交換パーツの入手も現在では難しいでしょうから、交換は考えていませんが、、、
1つだけ、気になったのは、本体の重量です。
乾電池2本を入れると「150g」程度となり、本体のサイズの割にはズシッとした重さを感じました。
「デジタルハリネズミ」の重量が「65g」程度ですので、余計に重く感じたのかもしれません。
最後に、スマートフォン(Zenfone Zoom S)と「デジタルハリネズミ」とのサイズの比較写真を、、、
このカメラが「2000円弱」なら、入手して良かったと思います。
現在、新型コロナウイルスの影響で外出などもままならない状況ですが、収まったらこのカメラを持って、遊びに行ってみようと思います。
その際に、改めて話題にしようと思っています。